防災科学技術研究所とリアルタイム地震情報利用協議会は、国の機関や地域社会などと連携して、地震情報の有効利活用を実現させるための研究を推進してまいりました。
特に1995 年の阪神・淡路大震災以降は、地震動の解明、もたらされる被害の軽減対策等を実現するために強震観測網(K-NET・KiK-net)など各種地震観測網の整備、またそれら観測情報の公開など、さまざまな活動を行っております。しかしながら地震情報と、それに伴う被害情報の有効利活用に関して言えば、まだまだ揺籃期にあると言わざるをえません。
将来の大きな目標である全国的な地震防災力強化を達成するには、現在発信されている、あるいは計画されているさまざまな地震情報をより効果的に利活用する必要があります。本シンポジウムでは、その使い方や課題、そしてその解決策等に関し、最新の研究成果ならびに各分野での利活用状況を踏まえ、各界の意見を紹介していただくと共に、参加者との総合討論を致しますので、是非、ご参加下さいます様お願い致します。
司 会: 伊藤 眞義(NPO法人 リアルタイム地震情報利用協議会 副会長)
13:00〜13:05 開会の辞
片山 恒雄(NPO法人 リアルタイム地震情報利用協議会 会長)
13:05〜13:10 主催者挨拶
岡田 義光(独立行政法人防災科学技術研究所 理事長)
〜基調講演〜
13:10〜13:40 直下地震や巨大地震の減災に役立つ緊急地震速報システム
入倉 孝次郎(愛知工業大学 地域防災研究センター 客員教授)
13:40〜14:10 地震リスクに知で備える−地震ハザード・リスク情報プラットフォーム構想−
藤原 広行(独立行政法人防災科学技術研究所防災システム研究センター プロジェクトディレクター)
14:10〜14:40 大都市を襲う地震被害を最小化するための方策について
目黒 公郎(東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター センター長 教授)
14:40〜14:50 (休 憩)
〜 揺れ情報の利活用事例について〜
14:50〜15:20 緊急地震速報と連動した地域版早期地震警報システムの開発と前線波形情報
を用いた高精度地震動予測
源栄 正人(東北大学大学院工学研究科災害制御研究センター 教授)
15:20〜15:35 ビジネス目線から見た今後の地震情報の利活用について
市川 啓一(株式会社レスキューナウ 代表取締役、NPO法人事業継続推進機構 幹事)
15:35〜15:50 工事現場の安全とエレベータの長周期問題への活用
那須 正 (株式会社小堀鐸二研究所 研究部部長)
15:50〜16:05 「事前・直前直後・事後」東海道新幹線の地震防災システムについて
他谷 周一(東海旅客鉄道株式会社新幹線鉄道事業本部施設部管理課 課長代理)
〜総合討論〜
16:05〜16:45 総合討論 〜災害軽減:震度の一歩先を目指して〜
入倉 孝次郎(愛知工業大学 地域防災研究センター 客員教授)
目黒 公郎(東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター センター長 教授)
藤原 広行(独立行政法人防災科学技術研究所防災システム研究センター プロジェクトディレクター)
藤縄 幸雄(NPO法人リアルタイム地震情報利用協議会 専務理事)
16:45〜16:50 閉会の辞
早山 徹 (NPO法人リアルタイム地震情報利用協議会 副会長)