東京水産大学長 日本水産学会創立70周年記念 国際シンポジウム実行委員会 委員長

隆島史夫
21世紀の中頃までに世界人口が急増し、食料が不足する事態が訪れると心配されています。むろん、陸上動植物の増産技術が進展して生産効率は高まるでしょうが、地球表面 積の7割を占める水域からの食糧供給が今以上に重要になることは疑いありません。また、質的に優れた食品としての需要も増えると思われます。しかし、そのための生産手段は一朝一夕に講じられるものではなく、計画的かつ効率的に技術開発を継続し、英和を積み重ねて行かなければならないでしょう。このたび日本水産学会では、そのスタートともなり得るよう、創立70周年記念国際シンポジウムに並行して「水産・海洋開発技術展」を開催し、ここまで来た技術これからの技術を一堂に会させて公開することを企画しました。展示者ならびに観覧者ともにこの展示会から必要最大限の情報を収集し、明日の水産・海洋技術開発に向かう際の参考にして頂ければ幸いです。