
新生ヘッセを目指して
私たちのビジネスの対象である音楽・映画・ゲーム・書籍などにコンピューターソフトを加え、コンテンツ産業と呼ばれることが多くなりました。これはおそらく2002年に政府が打ち出した知的財産戦略の影響によるものと考えられます。ソフトとしての中味の質や権利の保護を強調した感の強い「コンテンツ産業」とは従って川上からの発想であります。
一方、様々なコンテンツを商品として取り扱うショップから見ると、消費動向に経営が左右されるため、「ホームエンターテイメント産業」としての視点が極めて重要になります。私たちショップはユーザーに、音楽や映画などをパッケージの状態で提供することで、中味の面白さを直接伝えることが可能です。
インターネット社会が進展する中でパッケージの衰退が取り沙汰されていますが、それは伝達のスピードと便宜性の点からの比較であって、ショップが本来持つ「コンサルティング能力」「プロモーション能力」はいささかも衰えるものではないと確信しております。その事を確認する場としてヘッセが存在します。「文殊の智恵」とは三人(ショップ、メーカー、関連業者)が寄って初めて出し合えるすぐれた考えを意味します。
年に1回のヘッセに多くのショップの経営者、メーカー及び関連業者の皆さんが集まられんことを期待します。
ヘッセ実行委員会 委員長 世良 與志雄
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