東日本大震災時により電話回線やライフラインがストップした中でも、漁業無線による通信手段は可能でした。このような中、釜石漁業無線局では、漁業無線を活用して様々な避難指示や救助要請等を行い、多くの被災者の救援に貢献しました。そこで、現場の陣頭指揮を取られた釜石漁業無線局の東谷局長様に、震災時、震災直後についての漁業無線局の対応について、ご講演を頂きます。また、水産庁の補助事業である漁業無線安全等高度活用技術開発事業における事業概要や技術開発についての紹介を行い、更なる防災対策及び漁業者の安全性の向上を目指すものとします。
司会: 矢野 京次 (海洋水産システム協会 研究開発部長)
13:00〜13:05 主催者挨拶
主催者代表 長島 徳雄 (海洋水産システム協会 専務理事)
13:05〜13:35 基調講演 「東日本大震災時の釜石漁業無線局の対応」
講師: 東谷 傳 (釜石漁業無線局 局長)
東日本大震災時に電話回線やあらゆるライフラインがストップした中、漁業無線による通信は可能でした。
このような中、釜石漁業無線局では、漁業無線を活用して様々な避難指示や救助要請等を行い、多くの被災者の救援に努めました。そこで、震災時や震災直後の対応についてお話させて頂き、今後の防災対応について皆様と考えて参りたいと思います。
13:35〜13:40 質疑応答
13:40〜13:45 シンポジウムの趣旨説明
座長: 林 尚吾 (東京海洋大学 海洋工学部 教授)
沿岸漁業に利用されている漁業無線の超短波帯域の通信にA2D方式が認可されたことにより、デジタル(文字等)通信技術導入のみちが開かれ、音声通信のみならず、文字情報等のデータ双方向通信が可能となりました。漁業無線を用いた陸上と漁船間の安全情報伝達システムを開発し、さらなる安全性と漁業者の利便性を高め、漁船の安全性向上を図るため、本シンポジウムを開催いたします。
13:45〜13:55 話題1 「漁業無線安全等高度活用技術開発事業(水産庁補助事業)について」
演者: 岡野 利之 (海洋水産システム協会 主任技師)
漁業無線安全等高度活用技術開発事業(水産庁補助事業)の概要について説明を行い、漁業無線のデジタル通信化に対して、現場からは、どのようなニーズがあるのかをご紹介いたします。
13:55〜14:20 話題2 「漁業無線が変わる!漁業無線のデジタル化による技術開発」
演者: 坂口 忠男 (古野電気 主任技師)
漁船の安全性向上を図るため、漁業無線の機能を高めるために取り組んできた開発成果等をご紹介し、漁業者の安全性と利便性がどのように向上するのかご紹介いたします。
14:20〜14:45 総合討論・総括
座長: 林 尚吾 (東京海洋大学 海洋工学部 教授)
14:45 閉会
事務局: 山内 和夫 (海洋水産システム協会 研究部長)
※事業の開発成果は、漁業無線安全等高度活用技術開発事業共同研究機関〔海洋水産システム協会〕のブースに展示致します。